診療案内
岡田歯科医院の診療一覧
予防歯科
お口の中にトラブルがなければむし歯や歯周病治療は必要ありません。予防歯科は、そのような健康な歯をキープし続けるための鍵となります。どんなに精度の高いむし歯や歯周病治療を行っても、治療を行うたびに少しずつ歯の寿命は短くなります。最新の治療や素材であっても、天然の歯に勝るものはありません。ぜひトラブルが生じる前の段階から、定期的に歯科医院に来院して、メインテナンスを受けるようにしましょう。
なぜ予防が必要なの？
口腔内のトラブルの多くは初期段階だと違和感を覚えません。そのため自覚症状が出た段階で治療をすると、重症化しているケースも多く、患者さまの負担が重くなります。そこで予防歯科の出番です。定期的に歯科医院でお口のチェックとクリーニングを続ければ、細菌や歯の汚れが少なくなるので、口臭予防・再発予防などに結びつきます。
むし歯治療
むし歯は、むし歯菌に感染して生じる感染症です。しかし、お口の中にはさまざまな菌がいて、単純にむし歯菌がいるだけでむし歯を発症するわけではありません。むし歯のリスクは、日々の食生活、元々の歯質、唾液の量、むし歯菌の数などさまざまな要素が関係してきます。
そのため、一人ひとりの状況に合わせて、どのようなリスクがあるのかを適切に把握することがむし歯治療においては効果的です。
なぜむし歯になるの？
細菌は食べかすなどに含まれる糖分を餌にして、酸を排出します。その酸によって歯が溶けることがむし歯につながっていきます。つまり、十分なセルフケアを行わなかったり、糖分の多い食生活を続けていたり、間食の多い習慣があったりするとむし歯リスクは高まるのです。むし歯は一度罹患すると、再発することも多いため、初期段階で適切な治療を受けるようにしましょう。
歯周病治療
多くの方が気付かないうちに発症するのが歯周病の恐ろしい特徴です。初期段階ではほとんど自覚症状がなく、成人の日本人の約8割が罹患していると言われています。歯周病は定期的に口腔内を細菌の少ない状態に保っていけば、改善・予防が可能です。実際に欧米では歯周病の患者数は日本ほど多くありません。ぜひトラブルを何も感じていなくても、一度歯科医院でお口の中をチェックするようにしましょう。
歯周病の原因は？
歯周病の原因は細菌の塊である歯垢や歯石です。歯垢や歯石は歯と歯の間、歯と歯茎の間に形成されて、セルフケアでは取り除くのが困難です。特に歯石は歯科医院でなければ、適切に除去できません。何もしてないのに歯茎が腫れていたり、ブラッシングの際に血が出たりする場合は、歯科医院でプロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
小児歯科
歯の健康状態は全身の健康状態と密接な繋がりがあります。そのため、小さな頃から乳歯の健康を守り、永久歯への健全な生え変わりを管理し、健康な体作りをサポートしていくこと。それが小児歯科で求められる役割です。むし歯の予防、小児矯正などさまざまな治療をご提案いたしますので、お子さんの歯に関してお困りの点があればお気軽にご相談ください。
どうして乳歯のうちからケアが必要なの？
「乳歯がむし歯になっても、永久歯に生え変わったときに抜けるから、少しだけ我慢すればいい」そのような考えは非常に危険です。なぜなら、小さな頃のお口の環境は、大人になっても引き継がれるからです。実際に乳歯の頃にむし歯が多かったお子さんは、大人になってからもむし歯に罹患する確率が高いと言われています。つまり、逆を言えば小さな頃からしっかりとお口のケアを続けていけば、将来も永久歯を健康な状態に保てる可能性が高まるのです。
矯正歯科
矯正歯科はワイヤーやマウスピースなどの装置を用いて、出っ歯、受け口、乱ぐい歯などの不正咬合を治療する診療科目です。歯が健康な状態なら、治療を受ける年齢に制限はありません。小さなお子さんから成人の方まで幅広いお悩みに対応可能です。歯並びを綺麗に整えられれば、見た目の改善、むし歯や歯周病のリスクの減少などさまざまなメリットがあります。
なぜ矯正が必要なの？
歯並びやかみ合わせが悪いと、問題は見た目だけに留まりません。食べ物を上手に噛みきれないので、食事の栄養を十分に摂取できなかったり、歯ブラシが当たりにくくなるので、むし歯や歯周病リスクが高まったりします。ほかにも肩こり、めまい、頭痛、顎関節症など全身の不調に結びつく可能性も指摘されています。そのため、歯並びに少しでもトラブルを抱えている方は、ぜひ歯科医院で一度検査するようにしましょう。
インプラント治療
インプラントは歯を失った部分の顎の骨に穴をあけ、人工歯根を埋め込んでセラミックの人工歯を被せる治療方法です。
歯を失ったままにしておくとどうなる？
歯を失って放置していても、特別な不自由はなく、ある程度は快適に過ごせます。しかし時間が経つと、隣の歯が移動してきて、歯並びやかみ合わせがズレてくるなどのトラブルが生じます。すると見た目だけではなく、食事がしにくくなったり、顎関節症のリスクが高まったりします。歯を失った状態を放置することは、後々になって深刻な問題を引き起こすので、必ず早めの対応を心がけましょう。
歯の移植
歯を失った場所に人工歯ではなく、天然歯を移植する治療法です。ほとんどの場合、歯の移植と言えば、親知らずなど患者さまご自身の歯を用いる自家骨移植のことを指します。移植する際にはさまざまな条件があるものの、もし条件に適合すれば、入れ歯やインプラント以上に効果的な方法です。ご自身の歯なので非常に生体親和性に優れています。
歯の移植って痛いの？
歯の移植は外科処置なので、麻酔をかけてから治療を行います。そのため術中は痛みを感じることはありません。しかし、術後に痛みや腫れが生じることがあります。また、以前歯の移植を行った方の場合は治療が大がかりになってしまうので、痛みの程度が強くなる可能性が考えられます。術後の痛みが予想される場合は痛み止めを処方いたします。ご安心ください。
入れ歯
歯を失った際の治療法として、選択肢に挙げられることの多い入れ歯。ピッタリとお口にフィットした入れ歯は、口元を若々しい印象にしたり、おいしく食事を楽しめたりとさまざまなメリットがあります。そのため、当院では事前にカウンセリングを丁寧に行い、ご要望を伺ったうえで、一人ひとりに適したタイプの入れ歯をご提案します。
入れ歯はお手入れが必要？
毎食後は必ず入れ歯のお手入れをしましょう。お手入れをしていないと、入れ歯に細菌が繁殖しやすく、口臭が発生したり、着色汚れがついたり、歯石が付着したりします。結果的に口内炎、むし歯や歯周病などのリスクを高めてしまうのです。自費・保険問わず、入れ歯は日々のお手入れと歯科医院でのメインテナンスを続けることで、長く使い続けることができます。
審美治療
保険内の歯科治療では、悪くなったところを治すといった側面が強い傾向にあります。そのため、歯の色合いや歯並びを整えたり、予防効果の高い素材を使ったりする場合は審美治療が効果的です。ほとんどの治療が自費となりますが、患者さまのさまざまなお悩みを解決できます。
審美治療にはどんな効果があるの？
「詰め物や被せ物の色を他の歯と合わせたい」「銀歯が気になって歯を見せて笑えない」「汚れが付きにくい素材を用いたい」などのお悩みやご要望に対応できます。審美歯科は外見の美しさだけではなく、積極的にコミュニケーションできるようになったり、口腔内の健康も高めたりとさまざまな効果があります。
